長寿祝いの年齢はいつ⁉種類やテーマカラー、オススメの贈り物など基礎知識を解説
どーも 4年目介護士のしょーきです!
皆さん、「長寿祝い」について知っていますか?
「長寿祝い」とはある年齢を迎えた節目節目でお祝いする風習のことです。
「60歳になり還暦を迎えた」なんて聞いたことがあると思います。
実は60歳の還暦の他にも様々な節目の年があります。
また「還暦の場合は赤」というように、それぞれの年齢に合わせたテーマカラーも存在します。
そこで今回は長寿祝いの種類やテーマカラー、オススメの贈り物など基礎知識を解説していきます。
長寿祝いの年齢はいつ?オススメの贈り物も紹介
長寿大国である日本では、高齢になっても元気な方が多いです。
そのため長寿祝いの風習は盛んに行われていて、基礎知識は知っておいて損はありません。
これから解説する「節目となる年齢」や「テーマカラー」といったことをしっかり覚えて、おじいちゃんおばあちゃんをお祝いしてくださいね!
数え年と贈り物
基本的に長寿祝いは数え年の年齢で行います。
数え年とは生まれた時を1歳とする数え方で、誕生日ではなく正月の1月1日を迎えた時点で年齢を重ねます。
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この数え年によるお祝いですが、現在は満年齢を用いることも増えています。
厳格な決まりはありませんが、迷った場合満年齢の年にお祝いする方が無難です。
しかし60歳の還暦の場合は数え年で61歳、満年齢で60歳でお祝いします。
贈り物については人生の区切りのお祝いのため、消耗品ではなく形として記念に残るものがオススメです。
また、それぞれのテーマカラーに合わせたものを選びましょう。
還暦(満60歳)
還暦とは数え年で61歳(満60歳)でのお祝いの年です。
60年で生まれた年の干支に戻るため、暦に還るという意味で還暦と呼ば れます。
還暦は赤色がお祝いの色とされており、最近では人生の区切りという意味合いが強まっています。
そのため以前は赤いちゃんちゃんこを贈るのが一般的でしたが、服やタオル、花や旅行をプレゼントすることも増えてきています。
オススメの贈り物として定番のちゃんちゃんこや、赤をモチーフにしたお酒、お花などがあります。
古希(70歳)
古希とは70歳をお祝いすることを意味します。
中国の唐時代の詩人である杜甫の詩の一節「人生七十古来稀なり」に由来しています。
当時70歳まで長生きすることは珍しいということを表わした詩です。
古希では紫色がテーマカラーです。
紫色は古くから気品や風格を備えた色で、特別なことに使われる色です。
現代では還暦よりも長寿への敬意といたわりの意味が込められています。
喜寿(77歳)
喜寿とは77歳をお祝いすることを意味します。
「喜」という漢字の旧字体が七を三つ重ねた形で「七十七」に見えることが由来となっています。
古希と同じでテーマカラーは紫色です。
傘寿(80歳)
傘寿とは80歳をお祝いすることを意味します。
「傘」の略字が八十に見えることが由来となっています。
テーマカラーは黄色となっています。
米寿(88歳)
米寿とは88歳のお祝いを意味します。
「米」という字を分解すると八十八になることが由来とされています。
末広がりで縁起が良く、日本にとってお米は身近なものであることから米寿が祝われるようになりました。
テーマカラーは黄色です。
卒寿(90歳)
卒寿とは90歳をお祝いすることを意味します。
「卒」の略字体が九十と見えることが由来となっています。
テーマカラーは紫です。
白寿(99歳)
白寿とは99歳をお祝いすることを意味します。
「百」から「一」を外すと「白」になりますよね。
つまり100から1を引いた99歳のお祝いを意味します。
テーマカラーは白です。
百寿(100歳)
百寿とはぞの名の通り100歳をお祝いすることを意味します。
100年は1世紀を意味することから紀寿と呼ばれることもあります。
テーマカラーは白または桃色です。
さらに上の長寿祝いも
108歳で茶寿、111歳で皇寿、120歳で大還暦、250歳で天寿と呼ばれるものもあります。
250歳まで生きる人なんているのかな?
節目のお祝い事をしっかり行うために基礎知識を理解しておきましょう!