テクノロジー×介護で現場はどう変わる?落合陽一さんが書いたオススメの本を紹介!
どーも 4年目介護士のしょーきです!
介護職の賃金アップが囁かれるも、未だに明るい未来が見えにくい介護業界。
超高齢化や介護労働力の減少など暗いニュースばかりですよね。
私も介護に未来はあるのかなと疑問を持っている中、ある本を読んでみました。
それが落合陽一34歳、「老い」と向き合う 超高齢社会における新しい成長です。
AIやロボットといったテクノロジーに関する研究者の落合さんによる、今後の介護の在り方について語られている本です。
悲観的な印象が根強くある介護に対して、あらゆるテクノロジーを駆使した改善策や考え方が提示されています。
非常にわかりやすく参考になったので、今回はこちらの本をご紹介していきます。
落合陽一34歳、「老い」と向き合う 超高齢社会における新しい成長
「低賃金」や「3K」など介護の仕事に悩みは尽きず、世間からの印象も良くありません。
不人気産業ということもあり、万年人手不足なのも珍しくありませんよね。
そんな介護現場を一新すべく、テクノロジー研究の第一人者である落合陽一さんが改善策を提示してくれました。
介護現場にどんなテクノロジーを融合させていくのか。
それによってどう労働環境が変わるのか?
現役介護職の私がこの本を読んで学んだことや感じたことを紹介します。
落合陽一って誰?
そもそも「落合陽一って誰?」という方のためにどんな人物なのか簡単に紹介していきます。
計算機と自然が融合した「デジタルネイチャー」という考えを提唱し、AIといったテクノロジーに関する研究者です。
筑波大学で准教授をやりつつテレビのコメンテーターや企業の代表、メディアアーティストなど多岐にわたる活動をしています。
また研究内容を活かして車いすの自動化や、耳で聴かない音楽会の開催、義足プロジェクトなど身体機能の補完を目指しています。
落合陽一公式ページ / Yoichi Ochiai Official Portfolio
テクノロジー導入で介護現場を改善
介護現場に度々訪れている落合さんは、テクノロジーの導入によって労働環境の改善の余地があると考えています。
例えば人の手で操作している車いす。
これが自動化されることによって移動に対する労力が軽減されるといったことです。
前にいる車いすを自動で追尾するカルガモ走行機能などが紹介されています。
しかしテクノロジーの導入と聞くと拒否反応をする方や、介護は人の手のぬくもりが大切を考える方もいると思います。
私が働く施設でも、タブレットの導入ですら嫌悪感を示す職員がいました。
ただし必ずしも人の手による介護が正解とも限らないと言及されています。
例えば「温水洗浄便座と他人にお尻を拭いてもらうのはどちらがいいですか」と聞かれたら、多くの人が温水洗浄便座と答えると思います。
生活に即して考えてみると人の手がベストであるわけでは無いということがわかります。
そして人の手による情緒的なケアに固執しすぎると、介護職の負担が大きくなることも問題です。
体力的な負担はもちろん精神的な負担も大きくなります。
家族の様な関係性が当たり前に求められると心労に繋がり、その人が亡くなると大きな精神的負担となってしまします。
人の手は「ケア」としては良質な方法かもしれませんが、「労働」と考えると絶対正しいとは言えないと落合さんは考えます。
現場職員としても納得できる
確かにあらゆるテクノロジーが介護現場に導入されれば、労働環境が改善されると私も思います。
ここから劇的に労働人口や賃金が増えるわけでも無く、逆に要介護者は増えるが介護職は減るのが目に見えています。
圧倒的に人手不足な労働環境を改善するにはテクノロジーの導入が不可欠です。
「人の手」が大事と言っても、その「人の手」自体が足りていないのが現状ですからね。
これは私の考えなのですが、介護現場にテクノロジーの導入をするにあたり「若い介護職」と「テクノロジーに対する理解」が大事だと思いました。
本でも言及されていますが、施設で暮らす高齢者はもちろん職員もIT機器に対するリテラシーが低い場合があります。
そうすると導入に抵抗感を感じてしまい、結局実装されないなんてこともあり得ます。
それを防ぐために、生まれたときからIT機器に囲まれてきた若い介護職が率先して活用していくことが必要なのではないかと感じます。
未だに「私パソコンは無理」と拒否を示す職員もいますしね
また「完全自動化してロボットが何でもやる」かのように、テクノロジーを大げさに考えている人もいるのではと思います。
あくまで「身体活動の補完」をするのが目的であり、メガネや補聴器などと変わりません。
「テクノロジー=難しい」という印象を無くすことが導入に大切だと思います。
介護をする人と受ける人の両者を支える最新事例
この本では介護をする人とされる人の両者を支える最新テクノロジーがたくさん紹介されています。
目が見えない人でも物を見る仕組みや、耳が聞こえない人でも音を感じることが出来る装置など驚くべきテクノロジーが満載です。
また、認知症の方の意思を汲み取る装置やバイタル異常の早期発見が出来るデバイスなど今すぐ現場で活用できそうなものもあります。
こういったものがあるという知識を持つだけで、今後のケアの方法だったり考え方が変わったりと自分のためになると思います。
現場に寄り添ったテクノロジー
この本を読んで感じたのが、介護現場の目線になってテクノロジーを導入しようとしているなということです。
便利な機能をふんだんに搭載したところで使わなければ意味がありません。
当人が使いこなせなければ作った側の自己満足になってしまいます。
落合さんはこれらを理解し、どんなテクノロジーが介護現場にフィットするかを第一に考えています。
完全自動化ではなく「介護の補助」を目的とし、労働の負担をいかに減らすかに焦点を当てていると語られています。
介護職にオススメ 購入はこちら
技術者としての第三者的な視点もありつつ、自身の見聞や経験を交えた当事者視点から介護を見ているので参考になる意見が多かったです。
こちらの動画でも紹介してますので是非ご覧ください!
過酷と言われる介護業界でストレスフリーに働くコツとは⁉
どーも 4年目介護士のしょーきです!
さあ今回は介護士の私が、「#フリーにはたらく」をテーマに記事を書いていきます。
突然ですが皆さん、介護業界のイメージってどうでしょうか?
- 3K(キツイ、汚い、危険)
- 低賃金
- 高齢者虐待
恐らくこういったことが思いついたのではないでしょうか。
まだまだ世間ではよく思われていない介護の仕事。
実際に働いている私も「介護って大変だな」と思うことが何度もあります。
ですがこのストレスを抱えやすい仕事のなかでも、割と自由に私は働いています。
どんな仕事も大変ですが、その中でも過酷と言われる介護業界で何故ストレスフリーに働けるのか?
そのコツを解説していきます。
過酷な介護業界でフリーにはたらく
認知症の対応や職員同士の人間関係、不規則な勤務体系などストレスの原因が満載な介護職。
一見フリーに働くのは難しそうな仕事です。
しかし仕事に対する考え方や姿勢を工夫することで、そういったストレスとは無縁な働き方をしています。
介護だけでなくどんな仕事でも通用する働き方を紹介していきます。
いい環境は自分で作り出せ!
まず自由に、ストレスフリーに働くために一番大事なことは「納得できる環境を自分で作り出す努力をする」ことです。
「上司がダメ」
「職場環境が悪い」
「無駄な業務が多い」
仕事に対して様々な不満があると思います。
働き始めの頃、私も不満だらけでした
しかしそういった不満を愚痴っているだけでは一向に改善されず、理想の働き方から遠ざかっていくばかりです。
こういった不満の解決に向けてどれだけ自分で動けるかが重要なのです。
実際に私が取り組んだ「フリーにはたらく」ために行った取り組みを具体的に紹介します。
ストレスの原因1 人間関係
自由に、ストレスフリーに働くにはまずストレスの原因を潰す必要があります。
介護職においてストレスの原因は主に以下の2つ。
- 職場の人間関係
- 業務内容
介護業界において「職場の人間関係」はストレスの大きな原因であり、離職に繋がる主な理由の一つです。
お局様職員と呼ばれる先輩、仕事をサボる人、悪口ばかり言う人など様々な職員が働いています。
どこの職場にもいますよね
そんな中でどう人間関係を築いていくかが最初の課題でした。
私が取り組んだのは「あえて苦手な人に近づく」ということです。
普通ストレスを感じないためにも、苦手だなと思う人とは距離を取ろうとします。
ですがそれだと一生苦手な人のままです。
あえて近づき何故苦手だと感じるのかを分析することが大事です。
- 仕事のやり方に文句を言う人→完璧に仕事をこなす。
- 偉そうな人→どんどん褒めて気分を良くしてあげる。
嫌だなと思う部分に対して目を背けず解決策を打ち出すことで、人間関係を良好に保っています。
人も結局職場環境の一部であり、放置していても改善されません。
「人を変える」というよりは「環境を変える」という意識をもって人間関係の改善に取り組むことが、フリーにはたらくコツだと感じます。
ストレスの原因2 業務内容
仕事のストレスの原因が業務の内容にある人も多いと思います。
特に私は無駄な作業や効率の悪い業務が嫌いでした。
- 休日の会議
- 必要のない記録
みんな嫌だと思っているのですが、前からこうだし仕方ないよねと諦めている人も多いです。
ストレスなく働くためにはやはり自分から行動しましょう。
でも業務内容を変えるのは難しいよ
確かに一人で業務内容を変えるのは難しく、下手したら「文句を言ってる」と思われかねません。
だからこそ先ほど紹介した人間関係を良好に保つことをやっておくべきなのです。
一人が不満に思っていることは他の人も不満に感じており、言い出せないだけです。
人間関係が良ければ改善策を打ち出した際に「私もそう思う」と協力してくれます。
逆に関係が良くないと誰も賛同してくれません。
とにかく味方をたくさん作っておくことが、自分やみんなにとっても納得のいく仕事がしやすい環境になる秘訣です。
仕事を人生のメインだと考えない
仕事でストレスを感じる原因の一つに、働くことを過剰に重要視し責任感を感じすぎていることがあります。
ストレス抱えてそうな人は、ミスを気にしすぎているという特徴が見受けられます。
仕事を好きでやっている場合はいいのですが、あくまで生活のためならば考え直した方がいいです。
ミスをして上司に怒られようが、お客様からクレームを受けても問題ありません。
なぜならすぐクビになることはないし、給料が発生しないなんてこともないです。
ミスを恐れると意見が言いにくかったり、最悪事実を隠そうとしたりします。
仕事は生きるための手段であり目的ではありません。
仕事をするために生きているのではなく、生きるために仕事をしているのだと自覚しましょう。
これがフリーにはたらくために一番大事な考え方だと思います。
気楽な人生の暇つぶし程度に仕事を捉えることがオススメです!
FREENANCE ×はてなブログ 特別お題キャンペーン #フリーにはたらく
現役介護職が思う介護の仕事を続けてよかったこととは⁉
どーも 4年目介護士のしょーきです!
1月末に始めたこちらの介護ブログ、遂に今回の記事が100記事目となります。
記念すべきこの100記事目では「介護の仕事を続けてよかったこと」について書いていきたいと思います。
仕事を始めた当初はすぐにでも辞めたいと感じていた私が、続けてみてわかった「介護職のいい所」を余すことなくお伝えしていきます。
介護の仕事の魅力とは
早いもので介護職になってから4~5年が経過しました。
元々この業界に一切興味がなく、むしろ「やりたくないな」と思う仕事でした。
それでも今も続けられているのは、この仕事にも魅力を感じる部分があるからです。
世間では印象の良くない介護職、実際に働いてみてわかった魅力をお伝えします。
一生使える技術が身につく
介護をやっていてよかったと思えることの一つは、「習得した知識や技術をどこでも活かせる」ということです。
基本的な介助技術や知識を得れば、介護業界内であれば転職をするのにも困りません。
そのため今の職場が合わなくても「他探せばいいや」と気楽に働くことが出来ます。
人材不足が叫ばれる業界なので、職に困らないというのは大きなメリットだと思います。
不景気でも安心して働くことが出来る!
若手でも活躍できる
介護の仕事を始めて思ったのは、知識や経験が浅くても活躍する場に恵まれているなということです。
実際「若い」というだけで入居者さんからの印象が良いことが多いです。
拒否なく介助を行えたり、ご家族様から「頑張ってるね」と褒めてもらえたりします。
「老老介護」なんて言葉がある日本において「若さ」は介護職の立派な武器になるのです。
新しい風を吹き込む若手は貴重な戦力です!
平日休みが至高
社会人になる前は土日休みがいいなと思っていました。
しかし実際に働き始めてみると、平日休みの様々な素晴らしさに気づくことが出来ました。
- 適度に休日を挟むことでリフレッシュできる
- 平日のイベントに参加できる
- 人が少ない時間帯や曜日に予定を合わせられる
土日休みでは味わえないメリットがたくさんあり、充実した日々を送ることが出来ています。
もう土日休みにはなりたくない
業務のノルマがない
働くうえで「ノルマがない」というのは気楽に働ける要因の一つだと感じます。
毎月ノルマがある仕事をしている友人は「働くのが辛い」とよく愚痴をこぼしています。
常に数字に追われ、毎日ヒリヒリとした緊迫感を感じていては身が持ちません。
そのため余裕をもって仕事が出来る今の環境にとても満足しています。
生活のための仕事で身を滅ぼしては本末転倒です
介護の職場=劣悪というイメージが変わった
よく介護は「3Kの職場」だと言われます。
3Kとは「きつい、汚い、危険」の総称です。
私もこの仕事を始めるまではそのようなイメージを持っていました。
ですが実際に働くことでそれらのイメージが変わっていったのです。
思ったほど業務内容がきついわけでも無く、常に汚いものに晒されているわけでもありません。
4~5年介護職として働いていますが、身の危険を感じたこともありません。
「全く3Kに当てはまらないか」と言ったらそうとも言い切れませんけど。
ですが世間が囃し立てるほど悪い仕事でもないなとも思います。
自分の目で確かめることが大切ですね!
意外と悪くない介護の仕事
「勝手なイメージで物事を決めつけるのは良くないな」とこの仕事を始めて感じるようになりました。
この考えは仕事でも活かされるようになり、
「認知症だから出来ない」
「高齢だから無理」
こういった決めつけをする思考が無くなりました。
介護の仕事を通して人間的に成長できるのがこの仕事の大きな魅力だと感じます。
なんだかんだで不満のない日々を過ごせているので、この仕事に出会えてよかったなと思います。
これから先も続けていくかはわかりませんが、もうしばらく介護に携わっていこうかなと思います。
意外とおいしいポジション⁉介護リーダーのメリットを紹介します
どーも 4年目介護士のしょーきです!
今の時代「昇進」や「出世」に興味がない人が増えていると聞きます。
私自身も責任や仕事量が増えるのが嫌で興味はありませんでした。
しかし成り行きで介護リーダーになり現在に至るのですが、今となってはこの立場も悪くないなと感じています。
そこで今回は「介護リーダーになってよかったこと」をご紹介します。
介護リーダーになってよかったこと
早いものでリーダーという立場になって2年くらいになります。
最初は経験も少ない職場の最年少がリーダーなんて務まるのか心配でした。
ですが働きやすい職場を目指し頑張ってみたら「意外とやってみてよかったな」を感じています。
どんな時にやってよかったと感じるのか紹介していきます。
理想の職場を作れる
職場環境に不満を持っている方って結構いますよね。
「人手不足」
「残業が多い」
「人間関係が悪い」
様々な不満を抱えていても自分一人ではなかなか解決できないと思います。
しかしリーダーになればある程度の指揮権があるため、嫌だなと感じる部分に対し解決へのアプローチがしやすいです。
「休日の会議の参加を廃止」や「不要だと思う業務の軽減」など、これまでみんな嫌だと思ってたことを率先して改善しています。
もちろん職員のためもありますが、一番は自分が働きやすい職場を望むためです。
不満がある環境を自分で変えることが出来るのは、リーダーをやる上で大きなメリットだと感じます。
理想の追求がしやすい!
自分のレベルアップが出来る
リーダーになると当然周りの職員から頼られることが多いです。
従ってそれなりのスキルや知識、行動力が求められます。
「声かけに失敗した」
「仕事が終わらない」
「職場内の人間関係の悪化」
リーダーはこういった様々な問題に対し、先頭に立って改善案をださなければなりません。
そのため多角的に物を考えたり、どうすれば上手くいくか何度も試したりするので自分の成長に繋がります。
つまり「自分の成長=施設の成長」と言っても過言ではありません。
施設全体のために行うことが自身の成長にも繋がる、まさに一石二鳥だと言えます。
上に立つ人がへなちょこだと誰も付いてきてくれません
シフトを作れる
リーダーの仕事の一つにシフト作成があります。
ある程度自由に希望休を取ってもらっている分大変ではあるのですが、旨味もあります。
上手く調整できれば自分が働きやすいシフトにすることが出来るのです。
そうは言っても「自分がいる時は手厚く」ということではありません。
「絶対じゃないけど出来たら休みたいな」
こんな日があったときに調整して休めるようにしてます。
「希望の休日が取りやすい」をこの施設で働く魅力の一つにしようと思い、みんなと同じように自分も積極的に休んでます。
働きやすさを大事にしている私にとって、シフトを作れるのは大きなメリットの一つだと感じます。
プライベートの充実は仕事を頑張るために大切!
好きなように働けるようになった
まとめとして、リーダーになるメリットは「好きなように働ける自由さ」だと思います。
リーダーだと「上や下からの意見の板挟みで大変そう」という印象があるかもしれません。
ですが実際は逆で「自分がこうしたい」という考えを実現しやすいのがリーダーです。
やりたいようにやることで仕事に対する不満は激減しました。
嫌だなと思うことがあればすぐに改善に動けるし、休みたいように休んでいます。
好きに働くためには他の職員にも気持ちよく働いてもらう必要があるので、業務改善などを頑張れるのです。
理想の追求ため、まずはみんなの利益の確保が大切!
何でも自己責任論で不満解消
好きに働いているので誰かがミスをしたり、何か問題が起きたりしても「全部その環境を作った自分の責任」と考えるようになりました。
「何でできないんだ!」とミスをしたその人の技量や責任を問うのではなく、教育不足や業務上の不備と捉えています。
不満は誰かのせいにしたり、環境のせいにしたりする他責思考によって生まれます。
人や物に期待しすぎず、システムエラーと思えば「改善すればいいよね」と気楽になり嫌な気分にはなりません。
怒る体力があるなら問題解決に尽力した方が効率的です。
リーダーになって初めてこの考え方が出来るようになったので、その点も良かったかなと思います。
こちらで紹介した「仕事=ゲーム論」がリーダーになって生まれました
こうやって見るとリーダーも悪くなさそうだなと思いませんか?
もし今の職場環境に不満があるなら、思い切ってリーダーや主任といった上の立場を目指すのもありかもしれません。
自分ですべてを変えていく楽しさを味わってみたください!
介護現場に届く理不尽すぎる衝撃クレームとは?体験談を紹介してみた!
どーも 4年目介護士のしょーきです!
介護施設ではご家族様からご指摘のようなクレームを受けることがあります。
真っ当な意見が殆どですが、時々「それってどうなの?」と思ってしまうようなクレームも存在します。
そこで今回は「理不尽すぎる衝撃のクレーム集」と題しまして、カイゴトークで募集した驚くようなクレームをご紹介していきます。
理不尽すぎ⁉ご家族様からの衝撃のクレーム集
大事な家族を預けている身からすれば、様々なご要望があるのはわかります。
出来るだけその要望を叶えていきたいとは思いますが、時に無茶なことを言われ困ってしまう事も正直あります。
そこでカイゴトーク内で募集した理不尽なクレームを紹介していきます!
セクハラをさせてあげて
男性の入居者さんの中には女性職員の体を触ったり、セクハラ的な発言をしたりする方がいると思います。
それを報告したところ、「そのままやらせてあげて」との返答があったそうです。
介護職員を何だと思っているのでしょうか、施設は好き放題できる場所ではありません。
はい、わかりましたってなるわけがない
今の状態を理解していない
以前の元気な姿が頭に残っており、今現在の状態を把握していない方からクレームを貰うことがあります。
また把握しているにもかかわらず「何とかしろ」といった無茶な要求をする方も見受けられます。
自分の親が弱っていく姿を受け入れるのは難しいと思います。
ですが無理なものは無理だということはわかってほしいです。
寝たきりの人を歩かすのは無理だ
「ご飯食べてない」を真に受ける
認知症の方の発言を全て真に受けてクレームを入れる方もいるようです。
認知症だから全て信じるなとは言いません。
ですがさすがにご飯を食べさせないわけがないし、何らかの理由があって傷がついているのです。
説明する前に虐待と結びつけるのは早計かなと感じます。
こちら側の不手際がないとも言い切れませんがね
介助を行わず「死なせてしまえばいいのに」
何の目的で介護施設に入所させたのかわからないクレームですね。
こっちは必死に元気な姿でいてもらおうと試行錯誤しているのに、家族からそんなことを言われたら虚しくなってしまいます。
なにより本人がかわいそうです。
死んでしまえばいいと思われているなんて知ったら、それこそ生きていけないのではないでしょうか。
これほど悲しいクレームはないですね
カメラを設置しケアを監視
本人の様子が気になるのはわかりますが、職員からすると非常にやりにくいですね。
「信じてもらえてないのかな」と少し悲しくなると思います。
やましいことがないはずなので見られてもいいとは思いますが、緊張による思わぬミスが起きてしまう気がします。
見られてる緊張で手元が狂いそうですw
動画では他にもクレームを紹介!
記事で紹介したクレームの他にも体験談が届いています。
動画内で紹介していますので是非ご覧ください!
クレームを受けないよう気を付けよう