面接で重要視されるポイントとは?採用される人材を介護士視点で解説
どーも 4年目介護士のしょーきです!
私はとある介護施設で介護リーダーを務めており、施設長が行う求職者との面接に付き添う機会があります。
以前は施設長のみで面接をしていたのですが、「現場が求める人材」と「採用される人材」がマッチしていませんでした。
人手不足といっても何でもかんでも採用すればいいというものではなく、現場が求める人材を採用すべきです。
そこで今回は「どんな人材が現場で求められるのか」「面接で何を見ているのか」を介護士目線で解説します。
面接で重要視されるポイントとは?
比較的転職しやすいと言われる介護業界ですが、面接で落とすことも普通にあります。
どんな人材を求めているのか、面接で何を見て採用を判断するのか学んでいきましょう。
介護士が求める人材とは?
「資格保有者」「経験が長い」だけで採用されるほど甘くはありません。
人手不足が叫ばれる介護施設だとしても、誰でも迎え入れるわけでは無いのです。
一緒に働きたいと思える人材を現場職員は求めています。
ではどんな介護士が求められているのか?
一緒に働きたいと思われる人材の3つのポイントを解説します。
1 コミュニケーションが上手くとれる
介護はコミュニケーション能力が必須の仕事です。
入居者とはもちろん、職員ともいい関係を築きながらケアを行っていきます。
チームケアなんて言われたりします!
特に「会話がしっかり出来るか」が重要です。
「相手の目を見て話せるか」「人の話をしっかり聞けるか」「声量が適切か」など、
当たり前のことを当たり前に出来る人材を現場では求めています。
2 積極性がある
周りの状況を見て自ら進んで仕事をする「積極性がある人」はとても歓迎されます。
言われたことだけやるのは当然で、そこからの行動が重要です
「~が終わってないようなのでやっておきました!」と周りを見ながら進んで仕事が出来る方はどの施設でも求められる人材と言えます。
3 穏やかな性格
上の2つのポイントを満たしたうえで「穏やかな性格」の人は、どこでも求められる人材になります。
すぐイライラして声を荒げたり、職員の悪口を言ったりする人は論外です。
穏やかに入居者さんと向き合えるだけでも魅力的な介護士と言えるでしょう。
しかしそれだけでは業務は進まないため、職員と上手くコミュニケーションをとりながら、積極的に動けることが大切なのです。
面接で見られるポイント
求められる人材の3つのポイントを解説しました。
その上で面接の際に重要視されることを紹介します。
1 はっきり物事を言える
面接官から質問をされた際に、しっかりと聞こえる声で返答することが大切です。
ごにょごにょとなんて言っているかわからない話し方だと「この人コミュニケーション取れないな」と思われます。
実際それだけで不採用になることが多いです。内容も大切ですがはっきりと話しましょう
2 笑顔があるか
面接は緊張するためつい固くなってしまいがちです。
しかし無表情では印象が悪いです。
笑顔があることで「入居者さんに優しく接することが出来そう」という好印象を与えることが出来ます。
ニコニコするだけで採用確率アップ!
3 求める曜日や時間に勤務可能
どんなに人柄が良くて仕事が出来るとしても、施設側が求める時に出勤出来る人でなければ採用されません。
基本的には「土日祝日」「早番」「夜勤」のどれかで勤務出来る方を募集していることが多いです。
予め募集している曜日や時間帯を問い合わせておくと、無駄に面接する手間が省けます
4 介護歴
人柄や性格が大事だと解説してきましたが、そうは言ってもこれまでに介護の仕事をどれだけ経験したかも見られます。
それなりに経験がある人は「即戦力になりそうだな」と期待されることが多いです。
経験がある上で人柄が良ければほぼ採用されます
しかし未経験の人が不利というわけではありません。
私の施設でも未経験で入られた方が何人かいるのですが、どなたも素直で職員や入居者さんからの信頼も厚いです。
人柄の良さが伝われば未経験でも普通に採用されます。
それだけ人物重視の業界なのです!
5 資格保有者かどうか
実際に「資格保有者だから」というだけで採用されることはありません。
なぜなら資格があっても仕事が出来ない人がいくらでもいるからです。
もちろん資格があるに越したことはありませんが
どの業界でもいえることですが、取得した資格をどう活かすかが大切です。
高齢社会になり、介護業界に興味を持つ方も今後増えていくと思います。
この記事を読んで無事に面接を突破出来ることを願います。
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ご拝読ありがとうございました!