現役介護士直伝!イライラしない「優しい職員」になる方法
どーも 4年目介護士のしょーきです!
私はこれまで介護士として4年働いています。
その中で同僚や上司、派遣やパート職員などあらゆる方から「とても優しいね」と言われています。
「認知症の方の対応」「職員同士の人間関係」「職場環境」など、あらゆることにストレスを抱えてしまいがちなのが介護職。
どうしたらそんなストレスの中で「優しい介護士」でいられるのか?
今回はその秘訣を解説します。
優しい介護士になるには
他の職員や入居者さん、ご家族からも優しい人と言われる私ですが、イライラしやすい介護現場でどうしてそんな風にいられるのでしょうか?
それには根っからの性格だけではなく様々な理由があります。
今回は優しくいられるコツを紹介します。
優しい介護士とは?
具体的に優しい介護士ってどんな人?
特に定義みたいなものはありませんが、私が優しいねと言われる理由に「イライラせず常に穏やか」が挙げられます。
何度も同じことを言われたり、指示が通らなかったりするとイライラしがちですよね。
そこでイライラした態度をとるかどうかが「優しい介護士かそうでないか」を分けるのです。
「ちょっと待って!」「もう食べたでしょ!」なんて言ってしまう介護士は優しくありません。
イライラへの対応策
そうは言ってもイライラしてしまいますよね。正直私も一緒です。
優しいと言われる私もイライラしないわけではありません。
しかし「ある考え方」をすることで、イライラを「軽減」「消滅」することが出来ます。
それは「怒ることにメリットがあるか」を常に考えることです。
基本的に怒った態度を表に出していいことはありません。
無駄に疲れてしまったり、入居者さんが不穏になり余計な仕事が増えたりするだけです。職員からの印象も悪くなります。
怒ったところで意味ないよねという諦めが肝心です
逆にそういった場面で優しく接していれば、入居者さんや職員からの評価が上がり仕事がやりやすくなるメリットがあります。
余計な仕事を増やさず必要最低限の労力で働くために「怒ることは無駄だ」と冷静に考える癖を付けましょう。
結果的に「全然怒らない優しい介護士」と呼ばれるようになります。
優しい感じを出した方が得だよねってことです。段々怒るのがめんどくさくなります
優しいの意味をはき違えてはならない
優しいと言われる私は、意識して優しい人になっています。
演じていると言ってもいいかもしれません。
その上で気を付けていることが2つあります。
その2つとは「必要以上に介助を行わない」「人の意見やお願いを全て受け入れはしない」ことです。
必要以上に介助を行わない
入居者さんに優しく寄り添うケアは大切です。
しかし入居者さんが出来ることまで介助はしてはいけません。
あくまで「介護士の仕事は出来ないことへの援助」です。
出来ることまでやってしまうと「入居者さんの能力を奪う」「介助者の仕事が増える」などいいことはありません。
自分で立てるのに抱えて移乗する、自分で食べられるのに介助してしまうことありませんか?
時間に追われ業務をするため、不必要なことはやってはいけません。
やらなくていいことをやっているのに「時間がない」「業務量が多すぎる」というのは、何も考えず仕事をしていると言っているようなものです。
人の意見やお願いを全て受け入れはしない
頼まれたことを何でも引き受けるのは優しい人ではなく「都合がいい人」です。
そんなことをしていたら自分の身が持ちません。
私がお願いを引き受ける際は「仕事にプラスになるか」「自分が納得できるか」を大切にしています。
自分にメリットがないとやる気が起きませんし、断る場合もあることを示すことで「明確な意思を持って行動する人」という印象を与え、都合がいい人になるのを防ぎます。
穏やかに働く秘訣を詳しく知るには
過去記事で「アンガーマネジメント」という心理トレーニングを通してストレスを解消する方法を解説しています。
ぜひ参考にしてください。
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ご拝読ありがとうございました!