過去最大のピンチ?私が働く介護施設でコロナの感染者が出て壮絶な状況に
どーも 4年目介護士のしょーきです!
なかなか収束の目途が立たないコロナウイルスの蔓延状況。
私が働く介護施設でも遂にコロナウイルスの感染者が出てしまいました。
話では聞いていましたが、一人でも感染者が出ると非常に大変な状況になります。
今回は今現在経験している「介護施設でコロナウイルスの感染者が出ると大変な事」を紹介します。
介護施設でコロナウイルスの感染者が出ると大変な事とは
現在進行形でコロナウイルスの対応に追われているのですが、正直かなりきついです。
業務負担の増加や感染リスクと戦いながら、少ない人数でこれ以上の感染を広げないようにしています。
まだ数日しかたっていませんが職員みんな疲弊しています。
コロナウイルスの感染が起きてしまった介護施設の現状を報告します。
人員不足に拍車がかかる
入居者さんから感染者が出たのですが、職員にも感染してしまった方がいます。
そうするとしばらくその職員は休みとなるので、シフトの変更や人数を削らなくてはなりません。
また、ダブルワークをしている方は別の職場にウイルスを持ち込む可能性があります。
そのため感染が落ち着くまではその職員も出勤出来なくなります。
小さいお子さんや高齢の親と暮らしている方も、感染させてしまうリスクを考え休む方もいます。
さらにタイミングが悪く、ワクチン接種による副反応で休む人が続出していた時にコロナ感染が起きてしまいました。
こうなってくると本当に人がいません。
残っている人で早出や残業、休日出勤をして何とか乗り切っている状況です。
実際私も日勤から夜勤を通してやるなどなかなか激務です。
単なる人手不足ではなく感染症によるものなので、ヘルプや単発派遣の要請も出来ません。
これまでにない人の少なさに心が折れそうです。
自分も感染するんじゃないかという不安
職員が少ないため、一人当たりの介助の量も当然増えてきます。
感染者と接する時間も増えるため、どんなに気を付けてもいつ感染してもおかしくはないです。
もし感染してしまったら自分だけでなく周りの人に移す不安もあります。
これまで以上に感染のリスクのプレッシャーが襲い掛かってきて、精神的疲労が重なりしんどい状態です。
感染症の理解が難しい入居者さんの対応
基本入居者さんは感染症対策のため部屋にいてもらっています。
しかし理解が難しい方は部屋から出てきてしまい、他の方と接触しようと動きまわります。
まだ感染していない方ならまだしも、感染しているが自覚症状のない方も部屋から出て動き回ってしまいます。
その対応をしながら部屋にいる方の介助を少ない人数でやっているので、全然業務が終わりません。
普段の排泄介助や食事介助を省くわけにもいきませんし、この暑い時期は水分の摂取もしっかり行わなくてはいけません。
やることが山積みです。
いつ入居者さんが急変するかわからない
高齢者は重症化のリスクが高いのはご存じだと思います。
下手したら亡くなる可能性も十分あります。
職員一人一人の対応が生死に関わると思うと、今の状況で何が出来るのか不安な日々が続きます。
協力的な職員ばかりで救われた
このような厳しい中で唯一救われたのが、職員みんなが協力的だったことです。
普段土日に出勤しないパートさんが出勤してくれたり、お互いに労いの言葉を掛け合ったりしています。
休んでいる職員にも文句を言う人はいません。
このような職員と働けていることにリーダーとしてとても誇らしく思います。
だからこそ、一刻も早く収束出来るよう頑張ろうと思えました。
ワクチン接種が始まり、どこかコロナに対する意識が薄れている部分があると思います。
しかし、一人でも感染が起きると非常に厳しい状況に陥ります。
介護施設で働く皆さんはもちろん、日本国民全員が今一度意識を高める必要があると身を持って体験しました。
この記事を読んで感染症対策を見直し、自分のため、守るべき人のために行動してもらえたら幸いです。