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介護の3K(きつい、汚い、危険)は本当?現役介護士がリアルを語る

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どーも、4年目介護士のしょーきです

 

 

今回は介護歴4年目の私が、介護職に持たれているであろう3Kきつい、汚い、危険)について、実体験をもとに語っていきたいと思います!

 

 

介護の3Kの実態は?

私の簡単な経歴

・大学を卒業後、新卒で入社した会社で介護現場に配属される。

・全く知識も経験も無くやりたくなかったため、すぐに辞めようかと思った。

・生活のためにとりあえずやってみたら現在4年目に突入

・介護は、好きでも嫌いでもない(いや、あまり好きじゃないかも)

 ・現在介護リーダーとして奮闘中

 

介護職の3K「きつい」について

まずは3Kの1つである「きつい」について語ります

 

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思っていたよりはマシだった

~介護について何の知識もなかった頃の私が持っていた現場のイメージ~

 

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「話が通じない老人が歩き回っている」

「奇声や叫び声が聞こえる」

 

皆さんも介護に対してこのようなイメージを持っているのではないでしょうか?

少なくとも私はこのようなマイナスのイメージしか持っていませんでした。

 

しかし実際に施設で働いてみると、普通のおじいちゃんやおばあちゃんが入居者として生活していたり、暴れまわる老人が歩き回っていたりするわけでも無かったです。

 

世紀末の様な世界を覚悟していたため、思っていたイメージよりはマシでした。

 

しかし、介護職ならではのきつい所もたくさんあるのでご紹介します。

 

 

 きつい所その1 変則勤務による体調管理

24時間施設は稼働しているため、出勤時間も様々です。

 

施設や会社にもよると思いますが、主な勤務体系として「早番」「日勤」「遅番」「夜勤」があります。

 

私の施設では早番が7時~16時、日勤は9時~18時、遅番が10時~19時、夜勤は16時半~翌朝9時半の勤務となっています。

 

この中でも夜勤が厄介です。

夜起きているのが苦手な人にとっては結構きつくて、夜勤が嫌だという理由で辞めていく職員もいます。

 

起床時間や就寝時間が不規則になりがちなため、体調管理が大変な仕事だと感じます。

 

きつい所その2 人材不足

テレビやネットなどで介護業界の人材不足について目にしたことがあると思います。

これは本当に深刻だと感じます。

離職率が半端ないです、、、

 

常に少ない人数で多くの入居者の安全を守らなくてはいけないので、耐えられず辞めてしまう人が多いです。

 

新しくスタッフが入ったと思ったら1日で辞めてしまったなんてことが普通にあります。

 

私にとっては人材不足が1番きつい部分だと思います。

 

きつい所その3 認知症の方への対応

認知症の方はたくさんいますが、人それぞれ個性があります。

 

「家に帰る」と言って外に出ようとする方、食事をしたことをすぐに忘れて「ご飯まだ?」と怒り出す方など様々です。

 

働き始めたときは

「これが認知症か。凄いな、、、」と驚きました。

 

正直対応できる気がしないし辞めたいと思いました、、、

 

でも、経験を重ねるにつれて対応できるようになりました。

何事も慣れるもんですね!

 

介護職の3K「汚い」について

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ぶっちゃけると汚いに決まってます

排泄物の処理をするんですからね、、、

 

初めて排泄介助を行ったときは地獄でした。

匂いに敏感な私は吐きそうになってました。

 

しかし、人は凄いもので回数を重ねるごとに慣れていきます。

 

今では介助の後にご飯を食べられるくらい慣れてきました。(麻痺してきたと言った方が正しいかも)

 

 そうは言っても未だにやりたくはないですけどね、、、

汚いし、匂うし、、、

 

 

介護職の3K「危険」について

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これに関しては自分自身への危険というより、入居者に起きる危険に対処することが大変です。

 

主な危険の種類

転倒のリスクが高いため、歩行中は常に注意しなければなりません。

 

入浴の時には滑って転ばないか、のぼせていないか、沈んで溺れていないか。

 

食事の時は詰まらせていないか、異食していないか、他の人の物を食べていないか。

 

寝ている時も呼吸の確認をしなくてはなりません。

 

施設にいるときはこれらの危険に注意しなければならないため、精神的疲労が凄いです。

 

自分自身の危険というと怪我や病気ですかね。

 

車椅子からベットに移す行為を「移乗」というのですが、この時に腰を痛めてしまったり、入居者の中で感染症がはやった時に病気を貰ったりする危険があります。

 

ただし、しっかりと手洗いや消毒が義務付けられているため病気の面ではそこまで心配しなくてもいいかもしれません。(私は今のところ病気になっていません)

 

 

まとめ

・介護の仕事で言われている3Kはあながち間違いではない

 

・間違いではないが、経験を重ねることで解消される問題も多い

 

向き不向きがはっきりしている仕事である

 

いかがだったでしょうか、介護業界について少しわかって頂けましたか?

 

高齢社会において介護職は無くてはならない仕事なので、もっと待遇やイメージの向上がされればいいですね。

 ご拝読ありがとうございました!

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