Twitterで議論!夜オムツ使用者がトイレに行きたい場合どうすべき?
どーも 4年目介護士のしょーきです!
Twitterを見ていると介護に関する気になるツイートを見つけました。
内容は、夜間オムツで排泄を行っている利用者さんが「トイレに行きたい」とのことで介助を行った介護士が、後日同僚に非難されたというものです。
オムツをしている方がトイレに行きたいと訴えることは割とあることなのですが、その場合どう対応するのが正解なのでしょうか?
今回はこの問題について考えていきたいと思います。
オムツの方をトイレに連れていくべきなのか?
夜勤に限らず介護職なら一度は遭遇したことがあるであろうこと。
オムツ使用者がトイレに行きたい発言。
皆さんだったらどう対応しますか?
正解不正解があるとは思いませんが、一度しっかり考えてみましょう。
事の発端は?
とあるツイートの内容。
夜勤中にオムツを使用している入居者さんがトイレに行きたいとのことで介助を行いました。
翌日同僚から「オムツを使っていると説得すべき」と非難されたことが問題提起されていました。
私もこういった経験が何度かあります
実際にそういった場面に遭遇したらどうすべきなのか様々な意見が挙げられています。
トイレ賛成派の意見
・気持ちに寄り添う柔軟なケアをすべき
夜間オムツを使用するとされていても、トイレに行きたいという意思を尊重すべきという意見が多くみられます。
・希望を無視することは虐待になる
トイレに行くという行動を無視して介助を行わないことが、介護の放棄や放任となり虐待になると問題視しています。
トイレに行きたいんだから気持ちに寄り添って介助をすべきという考えが多かったです!
トイレ反対派の意見
・ケアプランを無視している
理由があって夜間はオムツを使用するというプランの中で、トイレにお連れするのは良くないという意見があります。
夜間は職員の人数も少ない為、トイレ介助をするならご家族やケアマネと話し合ったうえでプランを変えていくべきだと主張しています。
・統一したケアが出来なくなる
介護は一人でやるものではなく職員みんなでやるものです。
そのため統一したケアが求められるため勝手にやるべきではないという意見です。
また、「あの職員はやってくれたのにあなたはやってくれない」といったクレームにつながる恐れがあることも指摘しています。
ルールを守って安全を考慮すべきといった意見ですね!
個人的意見
・説得できれば問題ない
実際に私も同じような経験をしました。
その時私は「オムツしているから横になったままでもいいですよ」と話したら「そうしたいけど変えてもらうの申し訳ないから」と返ってきました。
全然構わないことを説明したら「じゃあオムツがいい」と納得されました。
「 説得」ではなく「命令」にならないように注意しましょう
必ずしもトイレで排泄をしたいわけではなく、夜は起きずにゆっくり寝たい方もいます。
そういった気持ちに気づいて説得できれば無理にトイレにお連れする必要はないかと思います。
夜間何度も起きてしまい、日中の活動に支障をきたすことも考えられますしね。
根拠があってのプランです、まずはプラン通りにやってみるべき!
・説得に納得できなければお連れすべき
オムツだからと説得しても、本人が納得しなければトイレにお連れすべきだと思います。
もし介助しなければ一人でトイレに行こうとして転倒するかもしれません。
プラン外の介助だとしても危険防止の観点から見て間違っていないと思います。
トイレ介助したことを共有し、プランの見直しを図っていきたいですね!
・柔軟に対応すべきとは言うけど、、、
賛成派の意見で「トイレで排泄する方が気持ちがいいから」とありますが、本当にそうでしょうか?
利用者本人に聞きましたか?
トイレに行くまでに行う動作が辛いかもしれませんし、漏らしてはいけないからと渋々行こうとしているのかもしれませんよね?
今回の問題に限らず「こうあるべきだ」「これが一番だ」といった固定観念が、他の考慮すべき点を無視してしまうことがあります。
「トイレが一番」と考えている時点で柔軟ではない気もします、、、
どちらかが正しくてどちらかが間違っているというものではありません。
利用者本人の望むことに寄り添い、施設全体で方向性を決めていくことが求められます。
ご拝読ありがとうございました!