新人介護士が抱える夜勤の不安を解消する方法とは?
どーも 4年目介護士のしょーきです!
少数で全ての入居者さん達の安全を守る「夜勤」。
施設によっては一人で業務を行います。
「複数のコールが鳴った時どこを優先するか」
「状態の悪い方の救急搬送」
「亡くなる方の看取り」
こういったことを自分で判断し行動しなければいけないため、臨機応変な対応力が求められます。
そのため介護を始めたばかりの新人職員にとって、夜勤はとても不安になると思います。
私も独り立ちしての最初の夜勤は心配や不安で押しつぶされそうでした。
今でこそ慣れてはいますが、それでも全く不安がないわけではありません。
どうすれば夜勤の不安や心配を解消できるのか、今回は私なりの考え方を解説します。
新人介護士が抱える夜勤の不安を解消する方法
個人の判断力や対応力が求められる夜勤は、新人介護士にとってプレッシャーがかかる業務の一つです。
少人数で事故防止や体調管理、場合によっては救急搬送などを行うため不安の種は尽きることはありません。
不安を解消し、少しでも気を楽にして夜勤に臨める考え方や方法を紹介します。
明けない夜はない
まず夜勤を気楽にやるための考え方として「明けない夜はない」と考えることです。
どこかで聞いたことがあるような言葉ですね!
夜勤の独り立ちをして間もない頃は夜がとても長く感じますよね。
時計を見るたびに「まだこんな時間か」なんて嫌になってしまいます。
不安な時間が長いことが新人職員にとって辛い部分です。
しかし、勤務中に何が起こったとしても絶対に朝を迎えることが出来ます。
それこそ何人転倒しようが、みんな熱を出そうが必ず朝には早番職員が出勤してきます。
大変な思いをしたとしても「必ず終わりの時間は来るんだ」と常に意識することで不安が軽減されます。
緊急事態の対応策を頭に入れておく
夜勤のOJTを受けるにあたり、排泄介助や記録など基本的なことを教わると思います。
しかし教わることのなかった予期せぬハプニングに対応できるだろうかなんて不安があると思います。
救急搬送や災害などが例に挙げられます。
解決策としては、緊急事態の対応について施設長や主任といった方にあらかじめどうすればいいか聞いておきましょう。
救急搬送の際はどこに連絡して、何を準備すればいいのか。
どうしても人が足りない時に近くに住んでいる職員に助けを呼べないか。
自分が思いつく不安な事態への解決策を知っておくだけで、いざ本当に起きたときに慌てず行動することが出来ると思います。
最悪の事態はそんなに起きない
日中元気だった人が夜間気づいたら亡くなっていたというような、生死に関わる心配をすることもあるのではないでしょうか。
もちろん全くないとは言いませんが、頻繁に起きることでもありません。
何かしら前兆があって容態が悪くなるのが一般的です。
最悪の事態に備えて丁寧に仕事をするのは素晴らしいですが、過度に不安がっていては自分の心や体がもちません。
急に亡くなってたらどうしようと心配するのではなく、普段からの様子の変化に気付けることが夜勤を行う上で重要なことです。
やるべきことをやればいい
最初に教わる定時巡視、記録、その他の業務を教わった通りにやれば問題ありません。
やるべきことをやった上で起こってしまった事故は仕方ないのです。
少ない職員で見ているので事故を無くすことは難しいですしね
大切なのは起きてしまった事故に対してどう対策すればいいか考えることです。
そして次の夜勤からそれを活かすことでだんだんと判断力が身に付きます。
最初から完璧に動ける人はいません。
まずは言われたことをきっちりとこなせるようになることを目標としましょう。
オムツ交換すらできなかった私でも夜勤やってます
私が夜勤を始めた頃、正直オムツ交換もろくに出来ませんでした。
そんな私だったので人一倍夜勤に対して不安を抱え、当日は本当に行くのが嫌だったのを今でも覚えています。
ですが回数を重ねるにつれてコツを掴めるようにもなってきました。
夜勤をやる上で何が不安なのか冷静に分析し、その不安を一つ一つ潰していくことが一番重要な解決策です。
夜勤が不安だと感じている新人職員の方、あまり気負わず頑張りましょう!