本当にあった介護現場あるある「未経験者編」
どーも 4年目介護士のしょーきです!
筆者の私は、なんの知識も無い「未経験」の状態で介護の仕事を始めました。
そんな経験を踏まえて、先輩介護士達に知って欲しい「新人が抱える苦悩や大変さ」をご紹介します。
私の簡単な経歴
・大学を卒業後、新卒で入社した会社で介護現場に配属される。
・全く知識も経験も無くやりたくなかったため、すぐに辞めようかと思った。
・生活のためにとりあえずやってみたら現在4年目に突入
・介護は、好きでも嫌いでもない(いや、あまり好きじゃないかも)
・現在介護リーダーとして奮闘中
未経験の初心者はこんなに苦労している⁉
1 使ってる言葉の意味がわからない
介護に関わることのなかった人にとって、職場で使われている言葉の意味が殆どわかりません。
「トロミって何?」「バイタルって何?」「ストマ?、バルーン?」こんな感じです。
経験のある人にとっては普段から使う言葉であっても、新人さんには何のことだかさっぱりです。
言葉の意味や物の使い方を1から丁寧に教えることが必要です。
申し送りの時間なんてほぼ何言ってるかわかりませんでした、、、
@shoki989 ##介護 ##あるある ##介護士 未経験の新人時代は大変だった😱
♬ ヲズワルド8bit ver. - 煮ル果実
2 先輩達の「当たり前」は新人には通用しない
私が初めて夜勤をやる時の話です。
夜勤業務で排泄介助を行うと説明を受けた時、「トイレに行きたい人のお手伝いすればいいのかな」と思いました。
そのため定時排泄で寝てる人のオムツを交換すると聞いた時は驚きました。
「寝てるのに起こして交換するんですか?」と質問した所、「当たり前でしょ」とのこと。
「いや、寝てるのを起こすのは当たり前じゃ無いでしょ」と当時はもやもやしたのが今でも印象に残っています。
当たり前とされていても新人職員にとっては全て初めての経験になるのです。
教える側も初心に立ち返って、考え方を見直すことが大切です。
3 認知症の方との触れ合い方がわからない
教える立場になった私もついやりがちなことです。
時間が空いた時に、「入居者さんと色々話してコミュニケーション取ってみて」とお願いすることがあると思います。
「名前や性格、特徴を覚えてもらう」といった狙いがあってのことだと思いますが、未経験の新人職員の多くは、認知症の方と触れ合うのは初めてです。
どう接したらいいのか、どんな話をしたらいいのかなど全くわかりません。
とりあえず話しかけてみたはいいものの、相手が怒り出したり話が通じなかったりしたら「上手く対応できなかった、、、」と自信を無くしてしまいます。
まずは、普段どのように接しているか先輩職員がお手本を見せるのが重要です。
新人さんも含めて一緒に話をしたり、レクを行うのもいいかもしれませんね!
@shoki989 ##介護 ##あるある ##介護士 初めて認知症の方と話すのは大変😥
♬ ヲズワルド8bit ver. - 煮ル果実
4 一人になる時間が不安
忙しい時に「ちょっとここで見守りしてて」と言って、新人さんを一人にしてしまうことがあると思います。
慣れている方は「注意すべきことは何か」「優先順位は何か」がわかりますが、新人さんにはわかりません。
立ち上がろうとする方、その場から離れようとする方、トイレに行きたいと訴えてきた方など、誰をどの順番で対応すればいいか困ってしまいます。
上手く対応できなかった時に「見守りしてって言ったのに」なんて言われたら最悪です。
慣れるまでは常に一緒に行動することを心がけましょう!
5 人によって言っていることが違う
Aさんから教わったこととBさんから教わったことが違うってこともよくあることだと思います。
「職員と入居者さんとの関係性」や「介護技術の有無」によって微妙に教わることが変わってしまうのだと思います。
「誰の言うことを実践すればいいんだろう」と心配になってしまうため、信頼できる教育担当をしっかり決めることが重要です。
忙しい中一人で教育するのは難しく、複数で教育する際は「どう教えていくか」や「何をどこまで教えたか」の共有が大事になってきます。
スキルチェックシートを使用すると共有化しやすいですね!
人手不足が問題となる介護業界で「未経験で介護を始めてみよう」と思ってくれるのはありがたく、とても貴重な人材です。
成長してもらうためにも、新人だった頃を思い出して「何が大変だったか」を振り返るのが大切ですね!
ご拝読ありがとうございました!