全員年上⁉施設最年少リーダーの仕事術と心構え
どーも 4年目介護士のしょーきです!
私は現在とある施設にて「最年少」で介護リーダーをしています。
介護業務はもちろんのこと、シフト作成や新人教育、業務内容の見直しなど様々なことをみんなの先頭に立って指揮しています。
そこで今回は、知識も経験も無く最年少である私が、介護リーダーを務めるまでの経緯や仕事をする際に大切にしていることを紹介します。
私の簡単な経歴
・大学を卒業後、新卒で入社した会社で介護現場に配属される。
・全く知識も経験も無くやりたくなかったため、すぐに辞めようかと思った。
・生活のためにとりあえずやってみたら現在4年目に突入
・介護は、好きでも嫌いでもない(いや、あまり好きじゃないかも)
・現在介護リーダーとして奮闘中
最年少介護リーダーの誕生
POINT1 介護リーダーになるまでの経緯
1 サブリーダーに任命される
私がまだ役職もない頃、主任1名とリーダー2名で現場の指揮を執っていました。
しかし主任とリーダー1名が異動となり、リーダーが1人だけという状況になってしまいました。
そこで勤続3年目になる私と同期に「介護リーダーになるためにまずはサブリーダーにならないか?」と声がかかったのです。
リーダーとして新たに加わる業務を教えてもらいながら、3ヶ月ほどサブリーダーを務めました。
2 同期と共に介護リーダーに任命される
研修や指導を経て正式に介護リーダーに任命され、リーダー3人態勢で現場の先頭として働くようになりました。
もちろん経験も年も上である先輩リーダーが実質トップですが、役職は同じであるため少しでも役に立てるように頑張りました。
3 先輩リーダーが辞め、同期とリーダー2人体制になる
先輩リーダーが辞めることとなり、遂に同期と2人でリーダーを務めることになりました。
当時は大学を卒業してまだ3年やそこらで、経験も介護歴も他の職員全員が上という状況での介護リーダーでした。
正直リーダーが務まるのか不安でした、、、
POINT2 どうして介護リーダーになれたのか
1 「素直さ」「謙虚さ」が評価された
年も介護歴も下である私が、介護リーダーを任されるようになった1番の理由が「仕事に対して素直で謙虚に取り組んでいる」ことです。
どんなに大変で手が足りないときでも、入居者様に対しての言葉遣いや介助を疎かにはしませんでした。
忙しい時に言葉遣いが悪くなってしまう職員を見かけますが、「忙しい時こそ笑って丁寧に」を心がけて仕事に取り組んでいました。
また、シフトに欠員が出たときに残業したり、残っている業務を「私がやりますよ」と率先して動いたりしました。
その時は「リーダーになりたいから頑張ろう」など全く思ってらず、「若手だから率先して動かなきゃ」という理由で働いていました。
そういった姿勢が他の職員や上長に認められ、介護リーダーに任命されたのです。
働く姿勢が評価されたのは嬉しかったですね!
2 「若さ」が武器になった
「若い」ということは介護現場では武器になることの一つだと思います。
施設には主婦層の年代の方が多く働いています。
「まるで息子みたいね」なんて言われ、お菓子をくれたりアドバイスをくれたりと気にかけてもらえます。
入居者様からも「孫みたいね」なんて言って気に入ってもらえることが多いです。
ご家族様からも「若いのに頑張ってるね」とよくお褒めの言葉を頂きます。
「ガチガチの縦社会」「上司は絶対」なんてことはなく、とても居心地良く働けたのが頑張れた理由だと思います。
POINT3 最年少でリーダーをやる上での心構え
1 率先して行動する
人の上に立つと、様々な場面で指示をして動いてもらことが多くなると思います。
しかし、全く動かず指示だけしていると「あいつ全然動かないな」と言われ信頼が無くなります。
まして年下の経験も浅い人が指示だけしていたら余計腹が立ちますよね。
そこで私は何事にも率先して動くことを心がけています。
他の職員よりたくさん介助を行い、困ったことがあったら解決のためすぐ動くといったことです。
特に「事務作業」には気を使っています。
事務所で長い時間パソコンを使っていると「楽しやがって」なんて言われかねません。
空いた時間に他の職員に「~時まで~をするため事務所にいますね」と伝えてから事務作業を行うようにしています。
事務作業も必要な業務ですが批判されがちですよね、、、
2 働きやすい職場を目指し、常に職員を大事にする
「シフトの希望を出来る限り叶える」「悩みがあったら納得するまで相談に乗る」などして働きやすい職場を目指しています。
介護業界は転職しやすいため、嫌だなと思われると簡単に辞められてしまいます。
入居者様を大事にする気持ちと同じように職員を大事に思っています。
3 年下であることを忘れず謙虚にふるまう
リーダーになり他の職員よりも立場が上だとしても、年下であることを忘れず「謙虚」に職員と接しています。
「謙虚さ」は年齢や経験に関係なく上に立つ人にとって大事なことだと思います。
実力があり経験豊富であっても、偉そうにしている人は立場が上でも尊敬できませんよね。
年下でも関係なく尊敬されるリーダーになりたいです!
以上が最年少でリーダーという立場になった私の考えになります。
全員が年上という環境で指揮を執ることは難しく大変ですが、貴重な経験でもあります。この記事が同じような環境で働く方の参考になれば幸いです。
ご拝読ありがとうございました!