夜勤の労働環境が改善⁉介護現場はどう変わるのか?
どーも 4年目介護士のしょーきです!
介護士の皆さん、夜勤は好きですか?
少人数で長時間施設を見なくてはならないため私は好きではありません。
しかし介護業界に関するニュースを見ていると、最近になって夜勤の労働環境の改善に向けた動きがあるようです。
そこで今回は、「介護施設の夜勤業務や労働環境がどう変わっていくのか」を考察していきたいと思います!
こちらのサイトの記事を参照してます↓↓↓↓
私の簡単な経歴
・大学を卒業後、新卒で入社した会社で介護現場に配属される。
・全く知識も経験も無くやりたくなかったため、すぐに辞めようかと思った。
・生活のためにとりあえずやってみたら現在4年目に突入
・介護は、好きでも嫌いでもない(いや、あまり好きじゃないかも)
・現在介護リーダーとして奮闘中
夜勤の労働環境が変わる⁉
ワンオペ、仮眠時間の改善へ?
具体的にどんな動きがあったの⁉
介護に関するニュースを見ていると、夜勤の労働環境の改善への動きがあることがわかりました。参照したのは以下の2つの記事です。
介護施設の夜勤、「ワンオペ解消を」 労働組合が要請書を提出へ | articles | 介護のニュースサイトJoint (joint-kaigo.com)
介護施設の夜勤、休憩時間の短さを労働組合が指摘 「一刻も早い改善を」 | articles | 介護のニュースサイトJoint (joint-kaigo.com)
記事の概要
日本医療労働組合連合会が厚生労働省に、介護施設の夜勤の労働環境の改善を働きかける要請書を提出。
要請書の内容として
・一人体制の夜勤(ワンオペ)の解消
・休憩時間にも状況によって対応しなくてはならない「手待ち時間」の改善
・ひと月の夜勤の回数に上限(月に8日以内)を定める
また、休憩時間が一時間しかない施設もあり「労働者と利用者の安全」を守るためにも改善すべきと指摘しています。
現役介護士の個人的見解
ワンオペは解消すべき
私の施設はワンオペではないのですが、夜勤帯でも複数人必要だと思います。
一晩中一人でコール対応や記録、定時排泄などを行うだけでもきついし、救急搬送などが必要になったら一人じゃ対応しきれません。
業務の負担が大きいとケアが雑になったり、事故の発生件数が増えたりも考えられます。
労働者と利用者の安全を守るためにも、最低2人はいるべきです
休憩時間をしっかり確保すべき
休憩時間でも何かあったら現場に戻ることは私もあります。
「少人数でやってるし仕方ないかな」と思う反面、「長時間働くんだからしっかり休みたいな」とも当然思います。何かあったらどうしようと思い、落ち着いて休憩できていないのが正直なところです。
本来寝るべき時間に働いているだけでも体に悪いのに、休憩も満足に取れなければ心身ともにボロボロになってしまいます。
「休憩時間は何があっても現場に戻らなくてもいい」となったら安心ですね。
給与が減るのは避けられないかも
夜勤の人数が増えることで、夜勤手当が減ることが考えられます。
1人での勤務の場合1万円の手当だったのが、2人になったため5千円に手当が減るといった感じです。
また、夜勤回数の上限が定められた場合にも給与の減額が予想されます。
夜勤が苦ではなくお金のために頑張りたいという人にとっては、回数が減るのはモチベーションが下がることにもなります。
給与は変わらずに人数を増やすのが理想ですが、現実は厳しいと思います
給与が減ることで離職につながる可能性もある
手当や夜勤回数が減り満足な給与を得られない場合「もっと給与がいい所に行きたい」と思い、転職する人が増えるかもしれません。
好んで夜勤をやっていた人がいなくなると、必然的に夜勤が得意じゃない人にも業務が回ってきます。
すると「夜勤嫌だ!もう辞める!」といった感じでさらに離職が進むことも予想されます。
一律の上限を定めるのではなく、施設の現状に合わせた柔軟な対応が必要だと思います
夜勤明けの残業を禁止にしてほしい
明けの日に欠勤者がいると業務が回らず残業になる方もいると思います。
私も明けの日に残業を頼まれることがあるのですが「こんなに働いたのにまだ働けっていうのか」と思いながらしっかり断っています。
入浴介助を頼まれることもあるのですが、「疲れていて注意散漫な私がやったら入居者さんに迷惑かかるでしょ」とあきれてしまいます。
断れる人はいいのですが、本当は嫌なのに断り切れない人もいると思います。
そんな人のためにも、夜勤明けの日は残業は禁止にすべきです。
明けでも残業する人が偉いみたいになったら最悪です
夜勤は得意な人と苦手な人がはっきりと分かれやすいため、改善が難しい所です。
得意な人にはより頑張れるようになり、苦手な人には負担が少なくなるような仕組みが出来たらいいですね。
夜勤についての過去記事はこちら↓↓↓↓
ご拝読ありがとうございました!