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怒りを抑えるアンガーマネジメントとは?不満を抑えて仕事のストレスをスッキリ解消!

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どーも 4年目介護士のしょーきです!

 

 

「人間関係」「人員不足」「業務内容」など様々なことに悩み、時には怒りに発展することが多いのが介護の仕事です。

 

自分は大丈夫でも、周りには常にイライラしながら働いている職員もいると思います。

 

その人も「怒ってはいけない」とわかってはいても感情が抑えられず態度に出してしまうのです。

 この人いつも怒ってるなって職員いますよね、、、

 

では、この「怒り」に対してどう向き合っていくことが正解なのでしょうか?

 

今回は「アンガーマネジメント」という、怒りの感情と上手く付き合うための心理トレーニングを活かして、ストレスなく働ける技術を説明したいと思います。

 

 

アンガーマネジメントで仕事のストレスや不満を解消しよう

 

 介護現場で働いている皆さん、給料や職場環境など何かしらの悩みを抱えているのではないでしょうか?

 

その悩みが積み重なることによってイライラやストレスになり、つい職場で怒りをあらわにしてしまうなんてことあると思います。

 

怒ってはいけないとわかってはいるのに、どうして表に出してしまうのでしょうか?

 

怒りを鎮める方法があれば知りたいという方に向けて今回は、アンガーマネジメントという手法について紹介していきたいと思います。

 

 記事作成の参考にした書籍

 

今回参考にした書籍はこちらの「マンガでわかる 介護職のためのアンガーマネジメント」です。

 

ついイライラしてしまうような「介護現場でのあるある」が漫画でわかりやすく紹介され、その怒りの感情とどう向き合っていくべきか解説されています。

 

30のケースが解説されているため、その中でも特に身に付けるべき2つの思考・技術を紹介していきます。

 読みやすくわかりやすいためオススメです!

 

アンガーマネジメントとは?

まずはアンガーマネジメントとは何か説明します。

 

~アンガーマネジメント~

1970年代にアメリカで生まれた、怒りの感情と上手に向き合うための心理トレーニングです。

 

「怒りの感情」は無くすことが必要だと思いがちですがそうではありません。

 

怒らなくなることが目的ではなく、怒る必要がある時に上手に怒れるようになることを目的としています。

 

つまり必要な時に怒り、必要ない時は怒らないという線引きが出来るようになることを目指します。

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 事例1 業務が上手く進まない

ここからは事例を検討します!

介護現場は日々時間に追われながら業務を行っていると思います。

 

時間通り業務が進めばいいのですが、イレギュラーなことが起こる現場ではそううまくはいきませんよね。

 

すると「業務が終わらない!」と段々イライラしてしまいます。

 

では、何故業務が終わらないことに対して怒りの感情が湧いてしまうのでしょうか?

 

・人は無意識にワンパターンにはまる

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同じ時間に起床し、同じ時間のバスに乗るというように、私たちは無意識にワンパターンの生活をしています。

 

なぜなら、ワンパターンで行動すればミスもなく効率的で楽だからです。

 

しかし、この習慣に慣れてしまうと柔軟性が失われてしまいます。

 

ちょっとした変化に対応出来ずストレスを感じるようになるのです。

 

一日の業務の流れは決まっていますが、入居者さんの心情・体調は日々変わります。

 

ワンパターンで仕事をすることで、そういった入居者さんの変化に柔軟に対応出来ず、パターンにずれが生じ「怒りの感情」が湧きでてしまうのです。

じゃあどうしたらいいの?

 

・「ブレイクパターン」で対応力を身に付ける

 

「いつもと違う手段で出勤する」「新しいお店に行ってみる」といった、意識的にパターンを壊すことを「ブレイクパターン」といいます。

 

日常生活にブレイクパターンを取り入れることで、変化に対する対応力を養うことが出来ます。

 どんな変化を与えればいいの?

 

パターンを変えると言っても大きく変える必要はありません。

 

普段食べているものや行くお店を変えるといった小さな変化で構いません。

 

そうすることで柔軟な対応力が身に付き、ちょっとした変化に動じなくなるためストレスへの耐性を高めることが出来ます。

 

「こうしなけらばならない」といった固定観念を取り払うことが重要です!

 

 ブレイクパターンについて詳しく知るにはこちら↓↓↓↓

www.kaigoblog.work

 

 

事例2 人員不足で仕事がきつい

多くの介護施設は「人員不足」について悩んでいるのではないでしょうか?

 

相次ぐ職員の離職で人員不足に陥り、一人当たりの負担が大きくなることで「もうやってられない!」と怒った経験が1度はあるはずです。

 

私もそんな時期ありました、、、自分も辞めようとすら思いますよね。 

 

しかし、そう簡単に解決できる問題でもありません。

 

では、この介護士にありがちな怒りをどう解消すればいいのでしょうか?

 

・「最高の状態」「最悪の状態」を考える

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人員不足に関して「最高の状態」とは優秀な人材が入社し、給料も上がって働きやすくなることだとします。

 

逆に「最悪の状態」とは職員が自分1人、給料は減る、過労死するといったことです(極端ですけど)

 

でも「最高の状態」にも「最悪の状態」にもなることは恐らくありませんよね。

 

つまり今の自分は最高と最悪の間の状態にいるのです。

 

そうすると「まあ頑張ったところで人員が増えるわけでも無いし、業務が終わらなくたって減給もなければ死にもしない」と気楽に考えられるようになります。

 

怒ったところで最高な状態になりません、疲れるだけです。

 

要は悲観的に考えなければいいのです。

 

介護の仕事は頑張ったら頑張っただけ給料が上がるものではありません。

 

人がいないのは仕方がないのだから、今出来ることを無理せず行い「最悪は免れている」と前向きになりましょう。

 

仕事に熱くなりすぎず、ドライに立ち回るのもストレスなく働くコツです!

 

以上が私がお勧めする「介護現場で使えるアンガーマネジメント」の事例になります。

 

他にも有用な事例が数多く解説されています。ぜひ読んで怒りに悩まされない働き方を目指してください!

 

ご拝読ありがとうございました!

 

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